ロープアクセスと『予防保全』
2026/06/202026/06/20
従来のマンション大規模修繕工事は12 年周期で行われるのが一般的でした。
平成20 年に国土交通省が発行した『長期修繕計画作成ガイドライン』では目安として『12 年程度』とされ、当
時の建築資材も耐用年数が10 年程度であった事から、12 年が一つの指標となっていました。
令和3 年の『長期修繕計画作成ガイドライン』の改訂、近年の材料・資材の性能向上に伴い、現在では大規模修繕を『15 年』『18 年』『20 年』と計画・実施するケースが増加しています。
こうした『長期化』という変化において重要となるのが、修繕周期の中間での調査・メンテナンスであると考えています。
ロープアクセス技術を用いて建物全体を調査し、不具合箇所を早期に発見し補修する。
これにより『長期化する修繕計画』において大きなトラブルなく、建物を安心して維持できると考えています。
こうした『予防保全』が、これからの建設業・不動産管理における理想的な修繕モデルになると確信しています。
雨漏りは末期症状
経年劣化が実害になる前に
経年劣化がいきなり、雨漏りのような実害になるわけではありません。
ヘアークラックやシーリングのひび割れ、塗膜の劣化。こういった経年劣化から雨水が浸入します。
その侵入した雨水が直ちに雨漏りには繋がりません。少しずつ内部を侵食し、RCの中性化・エフロ・目地痩せ等を進行させます。
雨漏りや爆裂、剥落などは、その末期症状と言えます。
目に見える実害となった時は、表面だけでなく内部も劣化している状態と言えます。
ロープアクセスによる外壁調査・補修
人間の健康診断のように
ロープアクセスによる外壁調査を行い、劣化している箇所を補修する。
これはロープアクセスの長所が最大限に発揮できます。
紫外線による影響を受けやすい南面だけを行い、来年度の予算で他の面を行う。
大がかりな設営が必要なく、店舗の開店時間を避けての施工が可能である。
ロープアクセスの『足場を必要としない』『柔軟な工事計画が可能』と言った長所は予防保全と相性が良いです。
『長期化する修繕計画』が当たり前となりつつ現代において、ロープアクセス・無足場工法・ブランコ工法による『予防保全』の重要性は増しています。
人間が健康診断を受けるように、建物も予防保全が必要です。
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