JIRAA検定(レスキュー)のlevel2に合格!!
2024/02/012024/02/02
2024年、最初の仕事はJIRAAの訓練でした。
JIRAAとは日本産業用ロープアクセス協会を言います。JIRAAは国際標準ロープアクセスシステムに準拠したトレーニングを行い、一定の技術や知識を証明するために検定を行っています。
今回は埼玉県越谷の株式会社RATSさんの所でJIRAAを受けました。
株式会社MASは、基本的に社員全員がJIRAA検定を受け合格しています。
今回は、去年入った社員2名がレベル1。そして既にレベル1を持っている4名がレベル2に挑戦しました。
JIRAAのレベル1ではID(下降器)を使用中の人がロープに吊るされた際に、地上に降ろすレスキューを行います。レベル２ではチェストアッセンダー(登高器)を使用中の人が、ロープに吊るされてしまった状況でのレスキューになります。
マジックロープやベーシック、プーリー等のレスキューセットを用いてチェストの荷重を抜き、自身に取り込みます。
こちらは要救助を上に引き上げる訓練をしてます。
レベル2の中で1、2を争うキツさでした。
これで用いている滑車の倍力などのシステムは、荷揚げや荷降ろしにも応用が効くので、今後の作業にも取り入れたいです。
レベル1を受けていた二人も、最初は初めての技術や慣れない動作に大変そうでしたが、4日目位にはスイスイと課題をこなしていました。
他の組織の方達と一緒に訓練を受ける時もあったのですが、初日のデモンストレーションに抜擢されるなど、著しい成長に驚きました。
レベル1はロープの基本的な動作をメインとしていますが、レベル2ではレスキューがメインとなっていました。
レベル2の訓練の中に『プルスルー』という技術がありました。この技術はもっと早くに知りたかったと思う程、普段でも使える技術です。
『プルスルー』は下に着地した後、下からロープを回収する事ができるという画期的な技術で、2年前に行った鉄骨塗装の現場で使いたかったです。
この現場ではレベル1で習う『エイドクライミング』という技術を使用しましたが『プルスルー』も使えば、もっと効率よく作業できたと思います。
ミッチリと訓練を行い、レベル1を受けた2名とレベル2を受けた4名、全員が無事に合格しました。
最近では現場入りの際にJIRAAかIRATAの資格の提出を求められる現場も増えており、今後のロープアクセスに必須な技術になりつつあります。
安全第一に今後とも株式会社MASは精進していきます!!
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