ロープアクセス・無足場工法・ブランコ工事の長所と短所
2026/02/252026/03/12
ロープアクセス工法、無足場工法・ブランコ工事とも呼ばれています(厳密には全て違いますが)。
年々その需要は高まり、問い合わせも増えております。
しかしながらまだまだ認知・普及は進んでおらず、故にまだ表に出ない隠れた需要は山ほどあります。
そしてロープアクセスの長所、どのような工事が得意なのか? どのような工事ができるのか?
今回はロープアクセスの長所と短所を解説していきます。
ロープアクセスの長所
ロープアクセスは建設業の問題点を解決する
①足場を立てられない狭い場所で工事ができる
弊社では35cmの幅があれば施工可能と明言しております。ロープ工事は単価が高く、狭い場所では作業効率はより落ちるので、もっと単価は高くなってしまいます。しかしそれでも一式工事を請け負うことが多いです。
3面は足場を立てる事が出来たが、1面だけロープで行ってほしいというケースが多いです。
②高層階でのピンポイント工事
雨漏りしている場所だけ補修してほしい。取れそうなベントキャップ・タイルだけ補修してほしいなどの小規模・ピンポイント工事にも適しております。
小規模工事の為だけに足場やゴンドラ、高所作業車の準備するよりも工数をかけずに施工可能です。
③足場で囲いたくない建物でも大規模改修工事が可能
結婚式場やホテルのような、外観や眺望が価値でもあり営業している建物では、足場で長期間に亘って囲うのは嫌がられてしまいます。ロープアクセスではロープを引き上げれば何も残らないので、問題なく作業できます。
特にホテルでは縦1列の客室を空室にし、その範囲をロープで工事します。終了後、次の縦1列を空室にし、施工します。これを繰り返す事で、営業を最大限行った上で全面の改修工事ができます。
足場を立てる事による防犯面の懸念や騒音問題、施設や刑務所での脱走の恐れから、ロープでの施工が選ばれるケースもあります。
④大規模修繕工事の周期の中間工事が可能
大規模修繕は15年ほどの周期で行われる事が多いです。しかし使われているシーリング材や塗料の耐用年数が15年以上とは限りません。防水性能の低下、外観の汚損などの恐れがあります。
また、特定建築物では10年に一回の打診調査・報告が義務となっておりますが、大規模修繕の周期と合わずに法令違反となってるケースが多いです。
ロープアクセスでは、打診調査だけ行う。紫外線による劣化が進みやすい南面だけ施工する。人目に触れやすい入口側だけ塗装する。中古売買において最低限の施工を行ってから売却するなど、柔軟な中間工事が可能です。
⑤斜壁・湾曲・セットバック・オーバーハングした建物
デザイン性や日影規制などの観点から、真四角ではなく斜壁や湾曲、セットバック、オーバーハングした建物も多いですが、その部分は足場の費用が上がる事からロープでの施工依頼があります。
⑥柔軟なスケジューリングの工事が可能
作業開始時にロープを降ろし、作業終了後はロープを引き上げる事ので、作業時以外は店舗の営業を妨げる要因がありません。
『土日祝日だけ作業してほしい』『休業日だけ作業してほしい』『正面は営業時間以外で作業してほしい』など柔軟なスケジューリングの作業が可能です。
⑦工程の少ない工事は、足場工事より金額が安くなる場合がある
ロープアクセス工事は単価が高い為、一式工事では足場よりも金額が高くなります。
パネル・カーテンウォール・石張りのようなシーリング工事以外の工程が少ない場合、足場代が工事金額に占める割合が多いため、ロープアクセスの方が安くなる傾向にあります。
⑧特殊な建築物での施工はロープアクセスが適しているケースが多い
ジェットコースター・鉄塔・鋼構造物・サイロなどは、足場代が高くなりやすく、補修する工程も少ない傾向があり、ロープアクセスが適しているケースが多いです。
⑨超高層でも作業が可能
足場では45m(一般的に13~15階)以上の高さを行うには、強度の補強や許容支持力の高い特殊な足場を使用しないといけません。
ロープアクセスでは、超高層でも作業が可能になります(風など自然条件によりますが)。
ロープアクセスの短所
ロープの短所は足場の長所
①単価が高い
ロープアクセスでの施工は、その性質上、1日にできる作業量が足場に比べると少ないです。
その為、一式工事では足場工事より高くなる傾向があります。
②軽作業でも2名作業
例えば真夏の暑い日、ロープでの作業中に熱中症になり気を失った時、その作業員は宙づりになり長時間ハーネスで圧迫され血流が阻害されます。
東京消防庁のハイパーレスキューでも、救助が難しいとされており大事故に繋がります。
弊社では、安全の観点からレスキューの資格である"JIRAA"の保有者か、レスキューのトレーニングを行った作業員を2名配置することで、万が一への備えとしています(JIRAAとは? https://massky.jp/blog/detail/JIRAA2024/)。
そのため、ベントキャップ1個の交換でも2名作業を徹底しています。
長所と短所
足場との共存
巷では『足場より安い』『足場の敵』という誤解が流れていますが、この解説を読んでいかがでしょうか?
弊社はあくまでも、足場の短所、足場のできない事をロープアクセスで提案しております。足場の仕事を奪う気はありません。
ロープアクセスの長所は、建設業の問題点を解決する事もできる素晴らしい工法です。ロープアクセス専門会社として、長所を生かした経営を行っていきます!!
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